胎蔵寺について


 京都・嵯峨野の大本山大覚寺を本山とする、真言宗大覚寺派の寺院。現在の広島県庄原市西城町に創建され、中世には七坊を数える大寺院であった。江戸時代初頭、福島正則の時代に西城町から福山市神辺町へ移され、福島丹波の祈願寺となる。その後、水野勝成公が福山城築城の際、城の艮の方角にあたる現在地に鬼門守護のために移された。以来、鬼門守護の寺として現在に至る。

 本堂にまつられる本尊は、釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩の「釈迦三尊」。福山城地に築城以前にあった常興寺の本尊を胎蔵寺の本尊として移されたもの。平成13年からの本尊修復の際、釈迦如来の胎内より多数の施入品が確認され、本尊の歴史のみならず広島県の中世史を塗り替える発見となった。この「木造釈迦如来坐像ならびに脇侍二菩薩の獅子座および白象座」は、広島県重要文化財。

【山 号】 松熊山 しょうゆうざん 阿釈迦院 あしゃかいん 胎蔵寺 たいぞうじ

【宗 祖】 弘法大師

【宗 派】 真言宗 大覚寺派

【本 山】 大本山 大覚寺

【本 尊】 釈迦三尊(釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩)

【御真言】 釈迦如来 ナウマクサンマンダ ボダナン バク

      文殊菩薩 オン アラハシャナウ

      普賢菩薩 オン サンマヤ サトバン


胎内施入品について



 平成13年の仏像修理の際、本尊・釈迦如来の胎内より多数の胎内施入品が発見され、備後のみならず広島県の中世史を塗り替える資料として注目を集めた。

 釈迦如来像に納められていた施入品は、仏舎利を納めた金銀銅製の五輪塔が最も重要な核として、錦の袋に厳重に梱包されお顔の最前面に納められていた。その他、法華経や金剛般若経などの経典を写経し巻物として梱包されたもの、折本に装丁された版本経典、念珠、毛髪や爪等も納められていた。


2019年 行事予定

行事名 日 付 時 間 場 所
1月 新年初祈祷護摩供 2日(水) 10時/14時 護摩堂
正月参り 3日(木)より    
初写経 7日(月) 9時 大師堂
3月 春季彼岸法会 21日(木) 6時/9時/11時/14時 本 堂
7月 地蔵盆法会 24日(水) 10時 水子地蔵尊
お盆参り 下旬より    
8月 ろうそく祭り 16日(金) 18時 大師堂
9月 秋季彼岸法会 23日(月) 6時/9時/11時/14時

本 堂

10月 団 参      
11月 鎮守祭 3日(日) 10時 鎮守社
12月 除夜の鐘 31日(火) 23時40分 鐘楼堂
 
毎 月 写経会 1日 9時 大師堂
護摩供 28日 6時 護摩堂